Sky☆Love ~俺の彼女は空を飛ぶ~

「オレが行っても…いーのか?
オレ、完璧、部外者だろ?」


「大丈夫、社員の家族や友人なら
行ってもいいことになってる…」


目線はオレを見ず、
俯きながら答えてる…


「な?
ワケあんだろ?

それ、聞かせてくれたら、一緒に行く

言わなければ、行かないぜ」


芹沢みなみの表情を見れば
ワケありなんだろうと一目でわかる…

でも、オレは、
聞かないより、
聞いておいた方がイイような気がした


「…わかった…、話す…」


少し躊躇したようだったが
表情は、もとに戻ってた

地下鉄を降りて、階段を上がり
ホテルに戻ろうと
玄関の回転扉を押した

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