キケンな実験室-白衣の王子様-
「ほんとにー?」
ニヤニヤと先生があたしの顔を覗きこむ。
いいじゃん!
放っておいてよ。
なんか頭の中が熱い。
それに!
だーかーらー。
顔近いっちゅーのっ。
「先生、近いよ……」
「あれー? 俺、耳悪いのかも」
意地悪そうに微笑み、更にぐいっと近づいた。
「み、耳悪いから、近づかないと聞こえないの?」
「そう」
「先生、おじいちゃんじゃないですか」
あたしは後ずさりながら答える。