空への手紙〜魔法の365日〜
私はゆっくり馬車から降りた。

シャク…

地面は雪が積もっていて少し寒い。

「寒…。」

私の世界じゃ春だったからけっこう薄着。
上は長袖にパーカー一枚だ。

「のあ様、これを…。」

「あっ、ありがとうございます…。」

おじいさんはふわふわのコートをくれた。
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