For you〜大好きだった君へ〜
「急がないと〜」

校門までの道のりを
全力疾走する

校門で待ってるはずのゆかがいない


どうやら私は遅刻したみたいだ

家をでるまえに
お母さんとケンカしたのが遅刻の原因だろうな

なんて思いながら教室に向かう

教室に入ると
みんな席についていて

私は注目の的だ

よりよって
席は一番前だし

ついてないな


周りを見渡すと
知らない人ばっかだし


私このまま高校生活やっていけるのかな





< 2 / 28 >

この作品をシェア

pagetop