ゴーストリッパー
キッチンには
明かりがついていた。

「なんだ…母さん、いるんじゃないか。」

僕はキッチンに
足を踏み入れた。


「えっ…。」


バジルは自分の目を疑った。

そこは、壁は真っ赤に染まっていて足元には母らしき人が
転がっている。

「…と、父さん!」

僕は父がよくいる書斎に駆け出した。

ガチャ

僕は書斎ノドアを開ける。

ほっ…

父は椅子に座り寝ているようだった。

僕は父に駆け寄り父の身体を
揺する。
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