学校の王子様!!②
【咲羅】




俺達はガールズトークをするために俺の部屋にきた


雅翔大丈夫かな…

って俺がやったんだけど



「咲羅ちゃん本当に雅翔君のこと好き?」


「え!?嫌いだったら付き合ってないよ!?」


「うん、まぁそうだけどさ…」


………?
晴香さんは何が言いたいんだ?


「あ、ちょっといいこと思い付いた♪」


「へ?」


「咲羅ちゃん、ちょっとじっとしててね」


「は、はぁ………?」


晴香さんは俺の肩を掴むと


「いただきます♪」


ちゅっ

鎖骨にキスをした



…………え…?



「は!?晴香さん!?」


「もう、じっとしててってば」


「は!?じっと!?は!?」


チクッ


キスをしたところに僅かな痛みが走った


「じゃーん」


……???

え?なに?


「ほほー、そういうことね、面白そう」


「はぁ…、雅翔君が可哀相ですよ…」



…?
面白い?可哀相?


「えっと…何がですか…?」


「ふふふっ、これこれ」


鏡には俺の鎖骨部分が見えた


……?


「なんですか?これ」


俺は鎖骨に付いた紅い点を指差した


「まだ知らないのねー♪後で見せに行ってあげな♪」


「はぁ…」



よくわかんないけど…
良い予感はしない















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