プレゼントは突然に
始まり
「おーいおきろー!」

…うるさい

「ってかここ開けろ!!」

…うるさい

「あっ、鍵はっけん♪」

…ん??

ガチャガチャ

「おっはよー希乃!!」

…!!!!????

「キャーーーッ!!!!」


「そんな驚かなくても…学校行こうよ!!」

そこにいる美少年は笑顔で言った。

そりゃ、学校はいきますけど…

「…分かったから一回部屋からでってけぇ~!!」


…もうこんな時間かぁ。きのうから学校が始まってちょっと疲れ気味。

そんでこの隣にいる美少年は

「希乃、金もってきた??」

「何で??」

「今日からメシだよ。」

「なんでおしえてくんないのー!!!!」

…意地悪。


「お前がいけないんだよ…寝坊するから。」

「まぁ、それもあるけど。」


私の通っている学校は私立桜花学園。
男女共学全寮制で、おまけに大都市のど真ん中に建つ超金持ち高。
そんな学校に通っているのはどっかの財閥の譲ちゃん坊ちゃんばっか…でもないけど
ほぼ金持ちな子達が集まる学校。
幼小中高大までエスカレータ式だとか…


その学校に!!
あたしはそんなに金持ちでもないのに通っている理由それは…


「ってか希乃にはおどろいた!!お前学園長の孫だったんだな!!」

「…そうだったみたいね。」

あたしのおじいちゃんにあたるひとが、なんとこの学園長なのです…

「いいなぁ~。」

「隼人だって何とか財閥の跡取りなんでしょ?!」

「ま、そうだけどねぇ~♪」


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