幼なじみの甘い××。Good night baby★




「もしかして、ハル兄っ?!」




びっくりして飛び出したあたしに向かって、



「そうだ。っていうか、お前、なんだその顔」



ぶっと噴き出したその人は、あたしの顔を見て爆笑している。



どーやら、口から垂れてる白い液体が相当おもしろいらしい。



「な、なんで? なんでハル兄?」



口をぬぐうのも忘れて、あ然としているあたしに、



「アホ眞緒」



押さえていたおでこから手を離したその人は、



「お返しだ。このヤロッ」



その指で、あたしのおでこをデコピンした。


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