幼なじみの甘い××。Good night baby★
――パタンと閉まったドアの前で、
あたしは、しばらくの間、ぼう然と立ち尽くしていた。
こわばっていた体からチカラが抜けて。
へたり込んだ床の上に、水滴が落ちた。
ぽたりぽたりと、途切れもせずに。
はっとして、目元をぬぐう。
……なんで?
なんで泣いてるんだろうあたし。
おかーさんに悪態をついたときも、
ハル兄に諭されたときも、
泣きそうになったけど……こらえることが出来たのに。