幼なじみの甘い××。Good night baby★
――あと、何ヶ月か。
大好きなこの人に会えないんだ。
そう思うと、片方の手が、どうしてもハル兄のジャケットを離せない。
「ほら、乗らないと」
その手を、ハル兄の手が包み込む。
とぼとぼと乗車口まで連れられたあたしは、しょぼん……と足を踏み入れた。
デッキとホーム。
すごく近いのに、それだけでもう、遠くに離れてしまったように感じる。
手は、つないだままなのに。
――発車まで、あと1分。