幼なじみの甘い××。Good night baby★


「眞緒なら大丈夫だって信じてたけどな。安心したよ。おめでとう」


「ありがとう……。ハル兄のおかげだよ」


「受験したのは眞緒だろ? 最終的にはお前の力だよ。よく頑張ったな」



さがる目じりが優しくて、思わずぐっとくる。



「うん、うん、うん。ありがとうっ……」



せっかく久しぶりに会えたのに、


ここで泣いてたまるかと唇を結んで何度もうなずいた。


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