S・S・S
「―――… え?」
心臓が、ドキンと大きく脈打った。
頬が熱いのは、急に暖かいところに戻ったせいじゃない。
黒いパーカーに、黒デニムの、その人物は…
嫌味だなぁ。
リラックス着なのに、なんでこんなものまでカッコよく着こなしちゃうんだろう。
てゆーか、さっきから何なの?
あたしが待っているのは、シュンくん、なんですけど。
……なんで、アナタがここにいるんですか。
「・・・ トウマ?」
―――…どうして?