S・S・S
『確信があるわけじゃないのよ。本人に聞いたわけじゃないし。』
昨日、サエさんの頭に浮かんでいたのは……?
サラリ
無造作に黒髪をかき上げながら、トウマがこちらを向いた。
「なんだ、ぼーっと突っ立って。なにか用か?」
「あ、ううん、…その、」
瞬間。
フラッシュバックしたのは、暗いロビー(ここ)の映像。
あたし
前にも…同じような光景を見た。
深夜の、ロビーで。
トウマと並んで座った、…この、ソファーに。
・・・
そ う だ
あ の と き こ こ で