意地悪な君の彼女は大変
「玄関から…。学校はサボった」
当たり前、といった態度の彼氏=瑚珀。
玄関からって……まさか…!
「ピンで「普通に開いてたから」…そうですか」
なにも言えないあたし。
杏が閉め忘れるなんて、泥棒でも入ったら…
そう思いかけて、視線が瑚珀に留まる。
…いや、やっぱ良いか…
泥棒なんて思ってたことばれたら、怖いし…
うん、忘れよう。
「それより熱さがった?」
それより…流された。
「えっと……」
あたしが迷っていると、額に手を当てられた。