恋色オレンジ〜夕焼け色の恋〜



『ミチは?』




そして、マナにそう聞かれた時。


すぐには答えが出て来なくて。




『あたしは……まだ全然何も決めてない。自分が何やりたいのかも正直全く分からないんだ』




そう言って、小さな声でつぶやいた。






『まぁいいじゃん、まだ時間はあるんだしさ。それにさ、とりあえずどこかに進学してから自分のやりたいこと探してもいいと思うし、そこで何かが見つかるかもしれないじゃん』



するとマナは、そんなあたしに優しい声でそう言ってくれた。




探しながら……


見つける…?






『そうだね、うん……そうだよね』





重くなっていた心が、少しだけ軽くなったような気がした。



焦らなくてもいいんだって、思えたから。


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