教授と私
「だってあなたが片付けするでしょう?」
少しイラッとしたが
少し嬉しかった
だって必要とされてる…
でも動揺したのがダメだった…
足の踏み場のないところ…
バランスを崩した…
「うわっ」
なぜか痛くない…。
おかしい、おかしい。
顔をあげると初めて見る教授の素顔。
二重まぶたに切れ長の目
綺麗にとおった鼻筋
かっこいい…
今そんな教授の腕の中
それに気づいて赤くなる顔
「あ、えぇ?ちょ、え?」
動揺しまくりの私、
まっすぐ私をみる教授…。
綺麗な目
そう思った。