彼の視線の先、彼女。
side壱稀







いつも俺の傍にいて。



いつも幸せそうに俺の隣で微笑んでて。




バスケが大好きな爽香にいつしか惚れてた。




でもへタレな俺は告白1つできずアッサリと他の男に取られてしまった。






「壱稀は馬鹿だねー」


そう瀬璃が笑った。







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