鏡-kagami-



【港side】



俺は、自分が何をしているか分からなかった。


 
とにかく離したくなかった。
今離したらどこかへ行ってしまうような、そんな気がした。




「離れないでくれ」

 
それしか言えなかった。



「みなと?」


不安そうに言葉を発した夢華がいつもよりずっと可愛くみえる。やべぇ・・・俺、こんなに好きだったのか・・・!!






 

「好き・・・」


え・・・?



るか、今なんて?




るかも俺と同じように強く抱きしめてきた。






「好きなんだよ!」




夢かと思った。こんな訳ない。




 

 
< 20 / 25 >

この作品をシェア

pagetop