True love 〜高校生ホスト〜
―望夢say―
なんか、悲しいよ。
夢果は、夢果は、隠し事なんてないって思っていたから。
夢果、なんでだよ。
俺は、店にも出ないのに、ホストクラブにいた。
「望夢・・・・」
「あ、親父。」
「望夢、何かしたのか?」
「ああ。
俺、クラスで良く話す子が出来たんだ。
その子がいたから学校にも行こうと思ったし、本当の自分を隠さなくてもいいんだって、思えた。
でも、彼女自身にも、クラスの誰にも言っていない、秘密があった。
俺、夢果だけには、秘密なんかつくってほしくなかった。」
親父は、黙って聞いてくれた。
「望夢、そのこと夢果ちゃんに言ったのか?」
「ああ。でも、言い訳をしようとしていたから、キレて、置いてきた。」