**お隣さんで幼なじみ**

…ー。。。


俺はなんとなくそんな過去を思い出していた。

ちょうど俺が部活が終わった後に告白された時。

その時はきっちり断った。

俺は…ある決断をしていたから。


「なぁ真綾、お前好きなヤツとかいんの?」


真綾がうつむいてる。


「きいてんのか?」


「あっ、うん。」


「好きなヤツ、いんの?」


「べっ、別にいないけどっ!」


その時、俺は決めた。

俺は弱いから、真綾の事を…諦めた。



< 15 / 260 >

この作品をシェア

pagetop