~秘密のフィアンセ☆続編~ 極道の世界たち
ぽ~っと、ジンを見つめていると、
「ちょっと、ジン。待って」
佑斗が話しを遮った。
「おい、由奈。お前ちゃんと聞いてる?」
「えっ!?」
怖い顔で、佑斗が睨んでいる。
「あ、当たり前じゃない…」
つい、目が泳いでしまった。
「ふ~ん。まあ、いいや」
素っ気なくそう言うと、
「ごめん。ジン続けて」
佑斗は、またジンたちに顔を向けた。
ヤバ~。
きっと、後で叱られる…。