スペースラブ!


▼アイテ ハ ヒルン デ ウゴケナイ

→とどめをさす

 「大丈夫ですか?」と
 ここで新たな出会い


相手に股がりほうきを振り上げ

「ここであったのが100年目!今こそお前を滅するー!」

「ちょ、まて!」

「ほいやあああああ」

「おい!」

ブンと勢いよくほうきを降り下ろした
空き巣め、あの世でわびるがいい!

バシッ

「ほぇ?」

あっけなくほうきはとめられてしまった

「人の話しを聞かんか!」

「空き巣で変態な奴の話しなんか聞きたくない!はーなーせー」

「落ち着け!学校で習わなかったか?焦った時は深呼吸してごらん、周りが良く見えてくるからって」

「記憶にごさいません」

「お前は都合の良い政治家か!」

ほうきを奪われベッドの下に投げられた

「おい!ベッドの下は神聖な場所だぞ!」

「思春期の男子か!とりあえずどけ」

気づいたら私が押し倒してる感じになっていた

「うわああ!へ、変態!」

「変態はどっちだよ」

急いで離れたら壁に頭を打ち付けた

「あだっ」

「本当にあほだな。これから不安だよ」

「これから?」

ごほん、と咳払いをし
正座をして真面目な顔で私を見てきた


「俺が君の部屋に来たのには理由があるんだ」

「理由?」

「簡単に言うと俺は空き巣でもなく変態でもない、宇宙人だ。これからここに住まわしてもらう」


「はあああああああ!?」


もう補聴器にお世話にならなければならないのか
耳がおかしいようだ
変な言葉が聞こえる

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