花は時に牙で噛む【停滞中】
朝、昨日早く寝た事もあって、何時もの時間より早く目が覚めた。
腰に重みを感じて隣を見ると、ぐっすりと眠っている優希。
寝ている優希の無防備な姿に笑みをこぼす。
普段の優希とは大違い。
ホントに無防備だ。
そのくせに無駄に色気のある優希に少しドキッとした。
優希の腕をそっと外してベッドから抜け出す。
少し時間があったから、朝食の支度の前に朝のティータイム。
グラスにアイスティーを入れて、ソファに座り新聞を読んだ。
今日もなかなかの洗濯日和だ。