虹色のページ


「きゃっ!」

誰かにぶつかった私

「いたぁっ。ごめんなさい。あ…。」

そこには不良っぽい高校生の男の人が…


「ご、ごめん…。ケガ、なかった…?」

その男の人は私のバックを持って、手を差し延べる。

「あ…、はい。大丈夫です…。」

そう言ってバックを受け取った。

恐い…

怒ってるかな…?


「…あのさ、名前…」


その男の人が名前を聞こうとした時

「來人ーーーっ!」

誰かが呼んでいる。


「あっ!」

男の人はそう言うと

「じ、じゃあな。」

「は、はい…。」


走り出して行った。






あの人、誰だったんだろう。




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