俺様彼氏とお嬢様
栞のせいでまた1時間ヤった。



「涼の…バカ。」

「あ?…誰がバカだって?」



でも、もうヤれねぇ。



「あたし…帰る。」

「仕事は?」

「あ…ほんとだ。」

「来ねぇとか言わせねぇよ?」



約束したしな?



「行くわよぉ…。」

「いい子♪」



帰るか…。



「俺ん家来るか?」

「うん。」



慶吾にメール入れとくか。



『Dear:慶吾

 俺らサボるわ。

 先生に言っといてな?

 頼む。

 From:涼』



「慶ちゃん?」

「おぅ。言っといてもらう。」



まじ腰痛ぇ…。




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