ガラクタ姫


目が覚めると、ヒィはあたしより先に起きていた。

「おはよ」

まるで昨日の夜泣きは無かったかのように爽やかな挨拶。

あたしの頭はまだぼーっとして挨拶を返せない。

起き上がってぼーっとヒィを見つめる。

「寝ぼけてる?」

「・・・・・・。」

ヒィの質問にゆっくり瞬き2回で返答する。

「あたしってさ」

最初の言葉は勝手に出た。

< 47 / 120 >

この作品をシェア

pagetop