<完> 冬桜よ、散りゆけ  –諦めるべき恋なの?–
「いやあ~~。」

 口をふさがれて叫び声がもあもあと聞こえる。

 だけど、男はひるみはしない。

 むしろ激しくなっていく。

「〇〇〇大きいね。」

 ますます激しく電流が流れる。

 桜の顔は真っ赤。

 真っ赤になって当たり前。

 冷たい風が熱い風に感じる。


 んっんっん?

 後ろに引っ張られていく。

 じたばたじたばた。

 とにかく抵抗。

 そしたら、首に男の腕がまかれた。

 苦しい、苦しい。



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