<完> 冬桜よ、散りゆけ  –諦めるべき恋なの?–
第二章 桜 中学一年生
 桜の木を見たら、美しい若葉が。

 もう五月なんだね。


 桜は中学に入学し、バレーボール部に入った。

 桜が背が高いっというのもあるしね。

 今は基礎を特訓中。

 毎日、毎日、前腕を真っ赤にしてまで・・・。

 もちろん、桜本人も痛いっと言っている。

 そんな微笑ましい?姿を語るのはこの辺にしよう。


「一、二、三・・・。」

 冬谷姉妹の部屋。

 桜は今日もアンダーハンドパスの素振りをしている。


< 71 / 257 >

この作品をシェア

pagetop