17歳の不良と6歳の殺し屋
「んじゃ、とりあえず、一階ずつ見ていくか?」
ハリスの言葉に頷くと、三人は階段に向った。
「エレベーターに乗らないの?」
「あれは一番てっぺんにしか止まらないのよ」
「そうなの?」
「そう」
階段を五階分くらい上り、奥のドアを開けると綺麗なロビーに出た。
まるで高級ホテルのようだ。
赤いカーペットがいやに目立って雫は居心地が悪かった。
そこをスタスタと通り過ぎてまた階段に登る。
「なんかおっきそうだけど、ここって何階まであるの?」
「地下合わせて、18階建てよ」
「…高くない?てかもうアジトだとか思えない高級感…」