イケメンゴースト


純の家に着くと玄関にはヒールの靴とか 女物の靴が並べてあって、きつい香水のにおいがした。

「……っあ……ん」

女の声がして耳を塞ぎたくなった。
だけど、ここで耳を塞いだら……私最低だ。

「ごめんな。ちょっとヤってるらしいから。上行こ?」
 「う、うん」

その部屋の前を通る時、
光景が見えた。

けど、知らんぷりをして通りすぎた純と私。

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