イケメンゴースト

私が冗談で顔を近づけると
純が急に瞳を開けた。

お互いの近さに私が固まっていると、純に腕を引っ張られる。

「うひゃぁ!」

私は体勢を崩して純の胸の中。

「俺が起きないとチューしてくれんの?」
「………」

「俺、杏がチューしてくれるまで起きない」
  「は?」
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