イケメンゴースト

「OKだよー!」

「入るぞ」

「うん。」

部屋の外にいる
夏に向かって叫ぶと
夏が部屋に入ってくる。


「似合ってる」

「そう?」

そう言って
私のうしろにまわると
首筋にキスしてくれた。

「この服さ
胸元開きすぎじゃね?」

「そうかな?
でも丈はちょうどいいし…」

夏は
不満げな顔をしながら
私に上着をかける。

「それ、着てて」

「あ、うん。」
< 47 / 346 >

この作品をシェア

pagetop