イケメンゴースト

「まぁ
とにかく座りなさいよ」


お母さんが紅茶を持って
戻ってきた。


「あ……うん」

「ありがとうございます」

夏と私はソファーに座る。


「ねぇあなた。
杏のお腹に
夏君との赤ちゃんが
いるんですって」

お母さんは
私達にニッコリ笑いながら
お父さんに話しかける。

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