彼の隣に生まれついたのは、偶然じゃなく必然だった
……‥
…‥
「今日の撮影は終了でーす!お疲れ様でしたー☆」
現場監督さんの声に、みんなの歓声があがる。
思わずほっとする自分がいる。
「高崎さん、お疲れ様。」
「あ、お疲れ様ですっ!」
不意に声をかけられ、振り向くと現場監督さんが隣にいた。
「明日の撮影場所なんだけど、都内なんだっけ?」
「はい、最後はやっぱり夜景の見える場所かなって。」
ホントは、デートの締めくくりだけは、
思い出の場所に近くないとこが良かった。
ただそれだけの理由