見知らぬカレと同居生活!?
「悪い、お前が怖がりなの忘れて先行って。
あー………、
あの、なんだ……腕、つかまるか?」

「い、いいの?////」

快晴くんの腕につかまっていいなんて、嬉しい!

ドキドキしちゃうけど、こんなに堂々と甘えられるコトって普段ないもん。

ていうか………もう同居は終わったんだから、普段も何も、
日常的にそばにいられるコトすら、これからはなくなるんだよね。

当たり前みたいだったあんな日々も………こうなってみると、幸せな日々だったなぁ、って思うよ……。

ギュッ、と、快晴くんの腕に自分の腕でつかまった。

見上げると、目を細めて微笑みかけてくれてる快晴くんと目が合った。
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