見知らぬカレと同居生活!?
今日は大学の授業も午後から1つだけだし。

本屋に参考書でも買いに行こうかなぁ。


傘をさし、小雨の中を本屋へと出かけた。

途中の道沿いに小さな小花が咲いているのを眺めたりしながら、歩いた。

小雨に濡れながらも、キラキラと輝きながら咲いていた。

つい、笑顔がこぼれる。

顔をあげ、信号を確認しようとした、その時だった。


あたしの歩く少し前を、
何か話ながら笑い、傘をさして並んで歩く2人………。

その横顔を見て、息が止まりそうになった。



快晴くんと、梨華さんだった────。
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