見知らぬカレと同居生活!?
快晴くんは、深いグリーンの自転車にまたがると、こちらを振り返った。

「ほら、乗れ!
水族館まで、これで行くぞ!!」

「え!?自転車で!?
1時間はかかるんじゃない!?」

「いいんだよ、運動になるし。

それに、2人でゆっくり行けるだろ?」

ニヤッと、いたずらっぽく笑う快晴くん。

そんな笑顔にも、クラクラする///


おずおずと後ろに横座りして、
快晴くんのシャツの裾を握った。


「バカ、ちゃんと掴まらねぇと危ねーぞ」

「う………////」


おそるおそる、快晴くんの体に腕を回して掴まる。

うわー!!心臓がバクバクいっててヤバイ!!

快晴くんに伝わりませんように////
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