淡雪の詩集


お風呂が苦手で

勝手に外に出歩く

でもあなたは家族の中心で

いつもだれかが手を伸ばし頭を撫でている

嬉しそうに喉を鳴らす

もうだいぶ歳だけど

いつまでも元気でいて欲しい

そしてまた

二階の窓から景色を一緒に眺めよう

あ、あなたは雀を凝視してるんだよね

end

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