あんな。めっちゃ、だいすきです。


ああ、そっか。


そっかぁ、って、心に落ちてきたものがしっくり、ウチん中にはまる。



…忘れたあかんな。


最初の。看護師になるんが、夢になったときの気持ち。


がんばろうって、思った気持ち。


あんときの苦しくて死んでまいそうな気持ちと…嬉しくて生きようって思えた気持ち。



ウチの中の、いちばん強い、きもち。










次の日の朝、いっちゃんはほんまに早起きして、ウチのこと起こしてくれて。


ウチが必死でレポートしとるあいだに、なんや台所でがたがたしよるな〜…って思たら、



「ハイ。」



って。


ちゃんとふろしきに包んだ、お弁当。渡してくれてん。


愛情こもりすぎてやばいでー、って。


そう言って笑って。



ファイルや教科書でずっしり重たいかばん。


そん中にそのお弁当入れたら、重くなるはずがなんかめっちゃ…足取りが軽くなった。



がんばろうって、思えた。



病院まで、30分。



自転車のペダル踏みしめて、おもいっきし飛ばした。



















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