あんな。めっちゃ、だいすきです。
「そんなん聞きたいん?」
「いや…か、簡単にでええ…いや、うん、いや…みともが、な。幸せなんやったら、べつに…」
声がしぼんでいく。
また込み上げてくる笑いを押さえながら、
「な〜いしょ!」
「…そ…そうか……」
そう言うたら、おとうさんはちょっとしょんぼり眉毛を下げた。
フロントガラス一面の夜空の下、頭を巡らせてみる。
…"どういう経緯でお付き合いを始められた"のか。