シュガーズ

喫茶店のほうも今日はOFFだし

昨日は給料日だったから

久しぶりに眞子と外食しようと思う


授業は3時には終わる

延長保育もお願いしなかった


学校が終わったらすぐに迎えに行こう



あたしはいつものように学校へ走った

身体

限界みたいだけど

今日は金曜日

明日は学校ないからバイトだけ行けばいい

大丈夫

どうせ体育以外

授業中も寝てるんだし








「……さん」


声


「知永さん」



ビクッ

あたしの名前を呼ぶ声がして目を覚ます


「おはよ」




藤森 晴緋


人が寝不足なのに

なんでわざわざ起こされなきゃいけないの?



「部活終わって荷物取りに来たらまだいたからびっくりした」

「………。」


不機嫌さを露わにするあたしに対して

笑顔を向けるカレ



「最終下校時間 過ぎてるよ」

「……え?」



予想外の言葉

慌てて時計を見る


18時45分


うそ……
完璧に寝過ごした




なんでよりによって今日なのよ…

眞子とすぐ迎えに行くって約束したのに




「え…ちょ…知永さん?!」


声を振り切って

あたしは走り出していた

< 24 / 287 >

この作品をシェア

pagetop