美男子症候群!?
「じゃあ嫌いなんだ?」
いえ、嫌いではないです大好きです。
ってゆーか大好物です。
鼻血が出るほどです。
「そっかー、いや良かった!」
「へ? 良かった?」
菊池くんはガシリと突然、あたしの肩を抱き寄せた。
なぜにいきなり密着?
ここは空き部屋で静かだし、普通に話してても声はしっかり聞こえますよ?
「野宮さんまで拓海狙いだったら、どーしよーかと思った!」
「え? どういうこと?」
「こうやって集まって遊んでも、合コン行っても、女子はみーんな拓海にとられちゃうわけ。いや、拓海は全然相手してないんだけどさ。
それでもあんな冷たい男がイイってゆーのよ、女子たちは」
「はあ……」