すっぱちゃっぷす☆
ドクン…


愛人のまっすぐな瞳


ほんの数秒、絡み合う視線…



ドクン…



時間が止まるようだった。




「………」



ふいっ



何事もなかったように、
視線を反らした愛人に
私の胸はズキンと痛む。



「…っ」


そして止まっていた心臓が
ドクドクと動き出すような
感覚に襲われた。



なんで…
そんな目で見つめるの?



もしかして…
私がマイティー先輩を見てた
って勘違いされた?




「…………」



そう思うと、やっぱり悲しい
気持ちが胸に広がってしまう。


そんなのヤだよ。


私…愛人の所に行きたい。



今すぐ誤解を解きたい――。




その時、ふいに肩をポンと
置かれた。



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