半熟cherryⅡ
「俺と郁がモテるのに彼女を作らない理由、みたいので女バレの後輩が盛り上がってたらしいんだよ」
涼真が“アツシが言うには”と付け足しながら話を始めた。
『…よけいなお世話だ』
「…まぁな」
俺らに彼女がいるとかいないとか他人にはどーでもいい話だし。
…ほっといてくれ。
「…で、その話に食い付いてきたのが“マイハマ”。
“その理由”を自分が暴くって息まいてるらしい」
…ホントに。
ホントに、くだらねー。
他人の恋愛なんてどーだっていいじゃねぇか。
『そいつ、何がしたいワケ?』
「知らね。
校内ゴシップ集めてばらまいてるっつー話だけどな」
…ゴシップ、ねぇ…。
めんどくさいコトに巻き込まれなきゃイイや。
「…でもさ」
涼真がちょっとマジメな顔をした。