アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
なにげに放置されている。


憧れていたラブラブとは、程遠い。


うん、乙女の願望への道のりは、険しいなぁ。


そんなことを考えながら、伏せていた机から顔をあげた。


「心配なわけないじゃん。
柊真のアホがいなくて、せいせいするわっ」


チラッと横目で、隣の柊真の席を見る。


今までは、ウザイくらい見えてた柊真の顔。


ひとつひとつのパーツが完璧で。


嫌味なくらい整っている。
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