アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
やれやれ……。


額にかいた汗をぬぐう。


ミニタオルで顔をパタパタ仰いでいると……。


「だったら……。
美桜、協力してくれる?」


おずおずと、藍ちゃんが上目遣いで聞いてきた。


「なにを?」


「あたしが、侑斗先輩と付き合えるように」


「あー、お兄ちゃんと?
そんなの、もちろんいいけど……。
具体的には、なにをすればいいの?」


「んー
とりあえずは……。
今から、あたしと侑斗先輩を2人きりにして?」

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