アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
「当然、ひとり息子である僕への重圧はハンパない。
そこから逃げ出したくて……。
芸能活動を始めたんだ」


「…………」


「だけど、そんな気持ちではじめた《fortune》が人気になって。
それも重荷になってきた。
侑斗や柊真、陽太とは違って、僕は、続けたくて続けているわけじゃない」


「…………」


「居場所がなくて始めた《fortune》にも、僕の居場所はなくなった」


「…………」


こんなセリフ。


普通、がんばっても結果の出ない人が言うセリフだと思ってた。
< 504 / 547 >

この作品をシェア

pagetop