♂ vs ♀ ~男女寮戦争~《完》【続編完結】
一人で食べるお昼が、こんなにわびしいとは…

屋上の隅っこに座って、パンをかじるあたし。



やっぱ、愛菜でも誘えばよかったかな…

でも、愛菜はいつもバスケ部の仲間と食べてるし。

なんとなく声かけにくい。



仕方なく、空を眺めながら黙々と食べるあたし。



「牧村さん、今日は一人…?珍しいね」

あたしの名前を呼ぶ男子の声に振り返る。

これは、救世主登場って言っていいのか…?
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