♂ vs ♀ ~男女寮戦争~《完》【続編完結】
「牧村さん、ホント可愛いね。」

窓際に逃げたことに意味はない。

彩木はさらにあたしに近づいて、体を密着させてくる。

かえって逃げ場がなくなるだけだ。



「どうするつもり…?」

恐る恐る彩木を見上げるあたし。

「すぐにわかるよ」

彩木は、あたしのアゴに手をかけた。
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