♂ vs ♀ ~男女寮戦争~《完》【続編完結】
「音立てんじゃねぇよ」

小声で瀬戸内がすごむ。

「ごめん…」

マジで心臓が止まるかと思った。

ベッドの上に座って、うつむくあたし。

瀬戸内はドアを微かに開けて、廊下の様子をうかがう。



「まずいな…」

まだ管理人がうろうろしてるんだろうか。

瀬戸内はあたしに視線を戻すと、首を横に振った。



「もう少し待ってろ」

大きくため息をついて、瀬戸内も投げやりにベッドに座った。
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